本文へスキップ
Perfect Dental (Shenzhen Perfect Medical Instruments)

TF4™

レシプロケーションによる4ファイルシーケンス

4本構成のシーケンス(T20 20/.07、T25 25/.07、T35 35/.06、T45 45/.05)、350 rpm / 2.0–3.0 N·cm。T25 25/.07はレシプロケーション運動で使用し、抵抗がある場合はT20に、形成した根管が緩い場合はT35/T45に替える(IFUの仕様表および手順による)

運動様式
レシプロケーション
合金
NiTi
ファイル
4本
01

ファイル仕様

4本
ファイル先端径テーパー長さ断面形状回転数トルク
T20 20/.070.207%21mm / 25mm / 31mmIFU本文に名称の記載なし3502.0-3.0
T25 25/.070.257%21mm / 25mm / 31mmIFU本文に名称の記載なし3502.0-3.0
T35 35/.060.356%21mm / 25mm / 31mmIFU本文に名称の記載なし3502.0-3.0
T45 45/.050.455%21mm / 25mm / 31mmIFU本文に名称の記載なし3502.0-3.0
02

臨床プロトコル

グライドパス

  1. ステップ1

    手用ファイルによるスカウティング

    ISO 010またはISO 015のKファイルを2–3 mmずつ軽く押し進め、1回または複数回の操作で作業長に到達させる。次亜塩素酸ナトリウムで十分に洗浄する(IFUのステップ3による)。

  2. ステップ2

    ISO 015でグライドパスを拡大

    続けてISO 015のKファイルで根管の通路を拡大し、作業長と根管の状態を再確認する(IFUのステップ4による)。

根管形成

  1. ステップ1

    T25 25/.07によるレシプロケーションのステップ

    専用のモーター設定を行い、025/.07ファイルをレシプロケーション運動で作業長に到達するまで使用する。ファイルの先端が象牙質で覆われたら、根管通路の形成は完了したとみなす(IFUのステップ5–6による)。

    使用ファイル
    T25 25/.07
    運動様式
    レシプロケーション
    回転数
    350 rpm
    トルク
    2.0-3.0 N·cm

    ポイント

    • ファイル先端が象牙質で覆われることが、IFUで定められたこのステップの完了基準である(IFUのステップ6による)

    注意

    • ファイルを無理に押し込まないこと。進まなくなった場合は、清掃し、根管を洗浄し、リカピチュレーションを行う(IFUの注意事項による)
  2. ステップ2

    抵抗または緩みがある場合の調整

    形成中に抵抗を感じた場合は、T20 20/.07に替えて形成を続ける。形成した根管が緩く、ファイルの根尖部のフルートに付着する象牙質が少ない場合は、T35 35/.06またはT45 45/.05に切り替えて最終形態を整える(IFUのステップ7による)。

    運動様式
    レシプロケーション
    回転数
    350 rpm
    トルク
    2.0-3.0 N·cm

    ポイント

    • 抵抗あり → T20 20/.07にサイズダウン(IFUによる)
    • 根管が緩く、根尖部のフルート上の象牙質が少ない → T35またはT45にサイズアップ(IFUによる)

仕上げ

  1. ステップ1

    作業長の確認

    根管充塡の前に、作業長と根管の状態を確認する(IFUの手順による)。

03

臨床のポイント

  • TF4には手順を記載した独自のIFU(TF4 GOLD取扱説明書、Document No. TF4-SM-0101、version B/0、2023)がある
  • 確認済みの仕様表:T20 20/.07、T25 25/.07、T35 35/.06、T45 45/.05。すべて350 rpm、2.0–3.0 N·cm(IFUの仕様表による)
  • レシプロケーションの運動様式:IFUが挙げる運動はレシプロケーションのみである(ステップ5、T25 25/.07)。ステップ7はそのステップ内の置き換えとしてT20(抵抗がある場合)とT35/T45(根管が緩い場合)を挙げており、連続回転を用いるステップはない。メーカーはTF4をReciprocating Filesに分類している(IFUのステップ5–7による)
  • 切り替えの基準は明確に定められている:きつい → T20、緩い → T35/T45(IFUのステップ7による)
  • T20/T25の.07テーパーは切削性が高い。モータートルクに余裕があることを確認し、食い込みを避ける(一般的な指針)
04

注意事項

  • 極度に湾曲した根管を形成する場合は、1根管のみの使用(新しいファイルを用い、その根管の処置後に廃棄する)が推奨される(IFUセクション4による)
  • 乾燥工程を含め、200 °Cを超える温度でオートクレーブ滅菌しないこと(IFUの滅菌セクションによる)
  • NaOClに完全に浸漬しないこと。最大5%のNaOCl溶液に接触させてよいのは作業部のみで、最長5分までとする(IFUセクション4による)
  • 使用前に、各ファイルの変形、アンワインディング、腐食、刃部の損傷を点検する(IFUセクション4による)
  • 根尖方向の圧は最小限にする。ファイルを決して無理に押し込まないこと(IFUセクション4による)
  • ニッケルアレルギーの患者には禁忌である(IFUセクション1による)
05

適した症例

  • 単一の主ファイル(T25 25/.07)を中心としたレシプロケーションによる根管形成
  • 専用のレシプロケーション用モーター設定を使用する臨床医
  • 中等度湾曲の解剖学的形態

出典

英語原文の著者:Uzm. Dt. Levent Yüksel

本サイトは歯科医療従事者向けの教育用リファレンスであり、個々の症例の診断・治療方針に代わるものではない。使用前にメーカーの最新の添付文書を確認すること。