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Coltene

HyFlex® EDM

コントロールドメモリー

EDM+CM-Wire、形状回復性を持つ — メーカーは疲労抵抗性の向上を報告している(ベンチデータ。数値は比較対象と試験条件により異なる)

運動様式
連続回転
合金
CM-Wire(EDMによる製造)
ファイル
8本

熱処理:EDM製造によるコントロールドメモリーのCM-Wire

01

ファイル仕様

8本
ファイル先端径テーパー長さ断面形状回転数トルク
Orifice Opener0.1811%18mm三角形4002.5
GlidePath0.153%21mm / 25mm / 31mm正方形3001.8
OneFile0.25可変21mm / 25mm可変(先端部は四角形、中間部は台形、歯冠側は三角形)4002.5
Shaping0.184.5%21mm / 25mm / 31mm可変(先端部は四角形、中間部は台形、歯冠側は三角形)4002.5
Finishing0.304%21mm / 25mm / 31mm可変(先端部は四角形、中間部は台形、歯冠側は三角形)4002.5
40/.040.404%21mm / 25mm / 31mm可変(先端部は四角形、中間部は台形、歯冠側は三角形)4002.5
50/.030.503%21mm / 25mm / 31mm可変(先端部は四角形、中間部は台形、歯冠側は三角形)4002.5
60/.020.602%21mm / 25mm / 31mm可変(先端部は四角形、中間部は台形、歯冠側は三角形)4002.5
02

臨床プロトコル

グライドパス

  1. ステップ1

    アクセスの確立

    直線的な歯冠側アクセスの後、手用ファイル(最大サイズ20/.02)またはロータリーのグライドパスファイルを用いて、根尖部までのグライドパスを形成する。根管内に洗浄液(NaOCl)を満たす。

    ポイント

    • 根管が常に洗浄・潤滑された状態を保つ
    • 各ステップの後に手用ファイルでパテンシーを確認する
  2. ステップ2

    歯冠側の開拡

    Orifice Opener(18/.11)を用いて歯冠側のアクセスを形成する。エンジンを回転させずにファイルを根管内に入れる。壁から離れるまで1mm戻してから、エンジンを始動する。圧をかけずにタッピング動作でゆっくり進める。

    使用ファイル
    Orifice Opener(18/.11)
    回転数
    400 RPM
    トルク
    2.5 Ncm

    ポイント

    • このファイルを根管の湾曲部で使用しないこと
    • 抵抗を感じたらすぐに次のステップに進む
  3. ステップ3

    グライドパスの形成

    GlidePath File(15/.03)を作業長まで使用する。エンジンを回転させずにファイルを根管内に入れる。壁から離れるまで1mm戻してから、エンジンを始動する。タッピング動作でゆっくり進める。

    使用ファイル
    GlidePath(15/.03)
    回転数
    300 RPM
    トルク
    1.8 Ncm

    ポイント

    • このファイルは極めて細いため、非常に慎重に使用する
    • 他のHyFlex EDMファイルほど破折抵抗性は高くない

    注意

    • 他のファイルより慎重に、かつ少ない使用回数で用いる

根管形成

  1. ステップ1

    Shaping File

    Shaping File(18/.045)を作業長までの拡大に用いる。エンジンを回転させずにファイルを根管内に入れる。壁から離れるまで1mm戻してから、エンジンを始動する。圧をかけずにタッピング動作でゆっくり進める。

    使用ファイル
    Shaping(形成用、18/.045)
    回転数
    400 RPM
    トルク
    2.5 Ncm

    ポイント

    • 抵抗を感じたらすぐに前のステップに戻る
    • 挿入ごとにらせんを清掃する

仕上げ

  1. ステップ1

    Finishing File

    Finishing File(30/.04)を作業長までの最終拡大に用いる。同じテクニックで、エンジンを回転させずに挿入し、1mm戻し、エンジンを始動し、タッピング動作で進める。

    使用ファイル
    Finishing(仕上げ用、30/.04)
    回転数
    400 RPM
    トルク
    2.5 Ncm

    ポイント

    • 手用ファイルでパテンシーを確認する
    • 根管が洗浄・潤滑された状態を保つ
  2. ステップ2

    形成の確認

    形成が完了していることを確認する。根管洗浄と根管充塡に進む。

    ポイント

    • マスターコーンでタグバックを確認する
    • 再処理に関する注記:弾性変形のみであればファイルは再使用できる — 形状はオートクレーブ滅菌中に回復する(IFUによる)。最大使用回数の固定値はなく、状態は処理と治療内容に左右される。毎回使用の前後に点検する。
    • オートクレーブ滅菌後にらせんが伸びて見える場合は、ファイルを廃棄する
03

臨床のポイント

  • EDM製造により表面に圧縮応力が生じ、優れた疲労抵抗性が得られる
  • CM-Wireでは、プレベンドした形状が使用中も保持される
  • らせんは力に応じて伸びることがあり、食い込みを防ぎ、破折リスクを軽減する
  • 弾性変形した場合、形状はオートクレーブ滅菌中(またはグラスビーズ滅菌器で10秒)に回復する
  • ファイルはガンマ線照射により滅菌済みで供給される
04

注意事項

  • 使用中にらせんが逆方向にねじれないようにする - 塑性変形の原因となる
  • オートクレーブ滅菌後にらせんが伸びて見える場合は、ファイルを廃棄する
  • 毎回使用前に、アンワインディングがないか点検する
  • 使用期限を過ぎたものは使用しないこと
  • 目に見える欠陥が認められた場合は廃棄する
05

適した症例

  • 高度な湾曲
  • 疲労抵抗性を重視する場合
  • 形状回復による再使用が可能

出典

英語原文の著者:Uzm. Dt. Levent Yüksel

本サイトは歯科医療従事者向けの教育用リファレンスであり、個々の症例の診断・治療方針に代わるものではない。使用前にメーカーの最新の添付文書を確認すること。